コーヒー豆の値段は高い方がおいしいのか。安い豆と高い豆の違いとは

コーヒー豆ってお店や商品によって全然値段が違いますよね。

100g数百円で買えるものもあれば、1000円以上するものもあります。これって不思議に思いませんか?

ここまで値段に開きがあるのにはちゃんとした理由があります。

この記事では、安い豆と高い豆の違いや、おいしいコーヒー豆の見分け方について解説していきます。

なお、当サイトで厳選した「安くておいしいコーヒー豆」は以下の記事を参考にしてみてください。

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コーヒー豆の値段は味に関係する?

コーヒー豆の値段と味の関係。

これは豆の種類、淹れ方、鮮度、保存方法などによってコーヒーの味や香りが変わってきますし、また人によって感じ方も違います。従って、一概に「値段が高いほどおいしい!」とは言えないかと思います。

ただ、個人的に言わせてもらうと、値段の高いコーヒー豆は美味しいものが多いように感じます。

普段スーパーなどで売っているブランド名のついたコーヒー豆であれば、値段にも味にもそこまで差はないかと思います。これはもう完全に個人の好みの問題でしょう。

一方個人のお店、コーヒー専門店で売られているコーヒー豆は、やはり若干お値段がするかと思います。
というのは、お店の人が豆の仕入、焙煎、袋詰め、といった作業をすることになりますので、経費の面で負担がかかりこれが価格アップにつながっていると考えられるからです。

場合によっては豆の仕入のために海外に行く方もいますし、そうなるとお値段は一気に高くなってしまうでしょう。

高いコーヒー豆と安いコーヒー豆の違い

一般的に言うと、希少価値が高い豆から作られるコーヒー豆は値段が高くなります。

例えば、ジャマイカにあるブルーマウンテン山脈の限られた地域でしか栽培されない「ブルーマウンテン」、ジャコウネコのウンチから採取する未消化のコーヒー豆「コピ・ルアク」といったコーヒー豆。

これらは希少価値がとても高いため、豆のお値段もかなり高くなります。
だからと言ってこの希少価値の高いコーヒーが万人に共通して美味しいと感じられるかはまだ別の話となるのですが。。

その逆で、大量に採れる豆は安いコーヒー豆となります。
コンビニなどで100円から販売されているコーヒーやスーパー等で購入するコーヒー豆などの私たちが普段の生活で飲むコーヒーは、広大な農園で大量生産されている豆です。

これらのコーヒーは安いからといって決して「美味しくない」とは感じないと思います。
普段から飲む機会が多いため、安いけれども実は万人に受け入れられやすい味と言えるかと思います。

ただ、安いコーヒーには以下のようなデメリットもありますので、こういった事実も知ったうえで購入するようにしましょう。


安いコーヒー豆のデメリット3つ

①風味が弱い

コーヒーの風味が劇的に変わるのは豆の鮮度です。

コーヒー豆はとても傷みやすく、保存場所や温度・湿度などに大きく左右されます。適切な管理をされていないと簡単に品質が変わってしまうのです。

そして、焙煎してからどれくらい経っているかが重要なポイントになります。

焙煎は手間のかかる工程です。人の手で煎りムラや芯の残りを起こさず適正な煎り止めをおこなう正確な焙煎をおこなうには、とても人件費がかさんでしまうことになります。

そこで、あらかじめ大量に豆を煎っておきストックされていたものを使ってコストカットするというわけです。

このように、安いコーヒーは焙煎してからかなりの時間が経過してしまった豆を使っているために風味が弱くなるというデメリットがあるので注意しましょう。

②酸化が進んでいる(すっぱい)

乾燥しているコーヒー豆は酸化しないと思われがちなのだそうですが、それは大きな間違いだといえるでしょう。コーヒー豆を焙煎したその時点から酸化が始まり、時間の経過とともに風味が落ちていきます。

酸化したコーヒーはすっぱさを感じるようになります。酸化が進むと味だけでなく香りも腐敗したような不快なすっぱさに感じるようになり、飲んだ後味も悪くなります。

コーヒー豆に含まれる油脂分が酸化することでこのようなことが起こるわけです。

コーヒーの賞味期限、つまりおいしく飲める期間は焙煎してから2週間といわれています。冷蔵庫で保存した場合でも、おいしく飲めるのは1か月程度となります。

スーパーなどで市販されているコーヒー豆のほとんどは、流通の工程で日数がかさみ、焙煎から時間が経ったものですでに酸化が進んでいるので安く売られているというわけです。

③雑味が多い

安いコーヒーに雑味が多いのも、豆の酸化が大きな原因です。

  • 焙煎してから時間が経過している
  • 挽いてから時間が経過している

など、どちらの場合でも酸化が進むと雑味やエグ味がどんどん増えていきます。

また焙煎前後のハンドピックを怠っていると、味に悪影響を与えてしまいます。欠点豆や異物を取りのぞくハンドピックは、人の目と人の手によっておこなわれる手間暇のかかる作業です。

この作業を省くことでコストカットすることはできますが、その代わり欠点豆が混ざったままのコーヒー豆が袋づめされてしまうために雑味の多いマズいコーヒーとなってしまうのです。

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おいしいコーヒーを淹れるにはどんな豆を使えば良い?

さて、おいしいコーヒーを淹れるためにはどんな豆を使えばよいか。
まず、第一に言えることは「自分の好みに合うコーヒー豆を見つける事」ではないでしょうか。

当然のことですが、コーヒー豆の種類や焙煎の仕方によって、味、香り、コク、酸味、苦味といったものが違います。必ずしも豆の価格と自分の好みが合うとは限りませんので、コーヒー豆を価格で判断する必要はないと思います。

焙煎で選ぶ

例えば、焙煎。これはロースト4からロースト10まであると言われています。
一般的に焙煎度合が深くなる、いわゆる『深煎り』ですと、豆の色が黒っぽくなり、苦味が強い味になります。

逆に、ロースト4のような『浅煎り』ですと豆の色も明るく、苦味よりも酸味が強くなると言われています。

ストレートがブレンドか

コーヒーの知識があまり無くても選ぶことが出来るものとして、「ストレート」か「ブレンド」か、というものがあります。

文字通り、複数の産地の豆を混ぜているのが「ブレンド」、まぜていない単一産地のものが「ストレート」です。「ストレート」であれば、産地の特徴、個性を感じることが出来ます。だからと言って、必ずしも味わいやバランスが優れているとは限りません。

「ブレンド」であれば、ストレートでは出せない風味、バランスのとれた味わいを感じることが出来ることもあります。

このように、自分がどんなコーヒーを飲みたいかを知る事。そしてそれに応じた豆を選ぶこと。これが美味しいコーヒーを淹れる一番の近道だと思います。


風味豊かなコーヒーを淹れるなら「鮮度」も大切

喫茶店で飲むような風味豊かなコーヒーを淹れるためには、『豆の鮮度』にも気を配る必要があるでしょう。
どんなに美味しいコーヒーでも鮮度が落ちると、それに比例して味も落ちてしまいます。

豆の鮮度が落ちると、雑味や酸味が出てしまいます。これを「浅煎りによる酸味」と勘違いしてしまう事もありますが、浅煎りの酸味と劣化による酸味、これは全く別物です。

酸化していない鮮度の保たれた豆を使用し、浅煎りによる本来の酸味を味わうことも美味しいコーヒーを淹れることにつながります。

理想的なのは、焙煎したてのコーヒー豆を使う事、もしくは購入するときに1~2週間程度で使い切れる程度の量だけにすることです。

以上のことに気をつけてコーヒー豆を選ぶだけで、自宅でもちゃんとおいしいコーヒーを淹れることが可能になります。

ぜひ一度お試しください。

人気コーヒー豆(粉)ランキング

当サイト経由で実際に売れているコーヒー豆を人気順にご紹介します。
どれもそこらへんでは買うことのできない高品質の豆ですが、「お試しセット」なら非常にお得な値段で買うことができます。
コーヒーが好きな方はぜひ試してみてください。

人気ランキング 第一位:珈琲きゃろっとのお試しセット

珈琲きゃろっとは、本格コーヒーを求める方にこそ人気があります。注文を受けてから初めて焙煎してくれますので、最適な状態で自宅に届きます。

「本当においしいコーヒーを探している」という方は、珈琲きゃろっとを選んでおけば間違いありません。自信を持ってそう言い切れるくらいの品質と鮮度が備わっていますので、ぜひ試してみてください。

詳細記事⇒【写真つき】珈琲マニアにも人気!珈琲きゃろっとのお試しセットを飲んでみた感想・口コミ・評判まとめ

人気ランキング 第2位:ロクメイコーヒーのお試しセット

品質、味ともに素晴らしいと認められた「スペシャルティコーヒー」を4種類試せるセット。

100g(約10杯分)×4袋入っているから、いろいろな銘柄を少しずつ試すことができます。

毎日色々な風味を楽しみたい方におすすめです。

詳細記事⇒ロクメイコーヒーのお試しセット│失敗したくない方におすすめ

人気ランキング 第3位:ドイコーヒーのお試しセット

「とにかく新鮮なコーヒーを飲みたい」という方にはドイコーヒーがおすすめです。

他店との違いは、焙煎日を決めさせてもらえるというところ。

焙煎したばかりの豆を送ってもらうことができますので、非常に新鮮で素晴らしい風味のコーヒーを淹れることができます。

詳細記事⇒【写真つき】通販で大人気の『ドイコーヒー』を飲んでみたリアルな感想・口コミ・評判まとめ

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