ブレンドコーヒーのおすすめの配合例とコーヒー豆の選び方

コーヒー豆の組み合わせや配合率を変えることで様々なオリジナルブレンドコーヒーを作ることが出来ます。

ここでは、おすすめの配合例や、ブレンドコーヒーにおすすめの豆にはどんなものがあるかをご紹介します。



ブレンドコーヒーのおすすめ配合例

コーヒー豆のブレンドの考え方には、

  • ベースになる豆を決めた後で、ほかの豆を決めていく方法
  • 特製や性質が全く異なる豆を組み合わせる方法
  • 特製や性質が似ている豆を組み合わせ、最後に個性的な豆でアクセントをつける方法
  • 同じ収穫地だが、標高の異なる豆を組み合わせる方法

といったものがあります。

もちろん必ずこの方法に沿って配合しなければならないものではありませんが、ひとつの指標としてください。

このような考えに基づいて豆を選んだあとは、その豆の焙煎度合、挽き方、そして各豆の配合率も検討する必要があります。

初心者の方向けの一番無難な方法は、ベースの豆を決めて掛け合わせる豆を決める、という方法ではないでしょうか。

豆それぞれの個性や特徴などを掴めてきたら、全く異なる豆を組み合わせてみたり、個性的な豆をアクセントに加えてみたり、といろいろ試していくと良いでしょう。

 

さて、それではおすすめの配合例を挙げていきます。人それぞれ好みも違いますのが、参考程度にご覧ください。

【バランス重視】

酸味、苦味、甘み、香り、コクなどバランスが取れたコーヒーは、いわゆる万人に受け入れられやすいコーヒーです。

このようなコーヒーをブレンドしたいと思ったら、それぞれの特徴の強い豆を選ぶと良いでしょう。

コクがあり他の豆との相性のよいコロンビア、酸味とコクに優れたグァテマラ、これに苦味と酸味のバランスに優れたブラジルをブレンドすると全体的にバランスの取れたコーヒーになるでしょう。

割合はコロンビア40%、ブラジル30%、グァテマラ30%といった感じです。

【酸味重視】

酸味の強いキリマンジャロ、もしくは程よい酸味を持ちほかの豆と相性のよいコロンビアを使用すると良いでしょう。

そして、ここにフルーツのようなまろやかな酸味とコクがあると言われるモカ、さらに苦味と酸味のバランスの良いブラジルをブレンドするのと、さっぱりとしたブレンドに仕上がります。

割合としてはコロンビア30%、ブラジル30%、モカ20%、キリマンジャロ20%といったところです。

【香り重視】

まず、コーヒーの香りを際立たせるには、中煎り(ハイロースト)がおすすめです。
その上で、酸味と苦味のバランスの良いブラジルをベースにするのが良いかも知れません。

そして、香りの演出にモカを、酸味を抑えて苦味を出すマンデリンをブレンドします。

割合としては、ブラジル40%、モカ30%、マンデリン30%。

【コク重視】

コクを重視する場合、苦味を持った豆をベースに使うのがおすすめです。
苦味をしっかり持った豆としては、マンデリンがおすすめです。マンデリンは苦味だけではなく、上品な風味が感じられる豆です。

これに、苦味と酸味のバランスのとれたブラジル、コクと苦味のバランスが良く、フルーツのような甘みのある香りで上品な酸味も併せ持つグァテマラをブレンドします。アクセントとして酸味の強いキリマンジャロもブレンドするのもアリかも知れません。

割合としては、マンデリン40%、ブラジル30%、グァテマラ20%、キリマンジャロ10%などです。



ブレンドコーヒーに使うコーヒー豆はどんなものがおすすめ?

ブレンドにはルールや決まりはなく、絶対にこの豆を使用しなければいけない、ということはありません。自分の好きな豆を使って構いません。とはいっても、初心者の方なら何を選んだらよいのか検討もつかないこともあるでしょう。

そこで1つだけブレンドのアドバイスをするとしたら…

『“ブラジル産+コロンビア産+○○○”でコーヒー豆を組み合わせると失敗なく美味しいブレンドになる』

ということです。

上記でご紹介した配合例にも高確率でブラジルやコロンビアが登場しますよね。

コーヒーの生産地と言えば、ブラジルを想像する人も多いと思います。今やブラジルは生産量、輸出量ともに世界No.1です。

ブラジル産コーヒーの特徴は、酸味と苦味のバランスが良く、柔らかいコクをもつ、クセのないコーヒーです。そのため、他の豆との相性も良いコーヒーです。

おすすめのブラジルコーヒー豆は「珈琲きゃろっと」のお試しセットに含まれているブラジルコーヒーです。高品質ですが安価で購入でき、注文後に焙煎してもらうことができます。詳しくは以下の記事で。

▼実際に飲んだ感想や口コミ
>>【写真つき】珈琲マニアにも人気!珈琲きゃろっとのお試しセットを飲んでみた感想・口コミ・評判まとめ

 

次にコロンビア産コーヒーですが、CMなどでよく耳にする『エメラルドマウンテン』も実はコロンビア産コーヒーです。

コロンビア産コーヒーの特徴は、柔らかい苦味と強すぎない酸味、かつコクも併せ持ち、ブラジル産同様、他の豆との相性がよいコーヒーです。

これら二つをベースに使用し、あとは好きなコーヒー豆を加えてみてください。
きっと初心者でも失敗なく、それなりに美味しいコーヒーが出来ると思いますよ。
慣れてきたら様々なコーヒー豆のブレンドを試して、自分好みの味を見つけてみてください。

初心者でもできるブレンドコーヒーの作り方。基本と注意点を解説します

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詳細記事⇒【写真つき】通販で大人気の『ドイコーヒー』を飲んでみたリアルな感想・口コミ・評判まとめ

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